二の腕に出来たぶつぶつは毛孔性角化症っていう病気??

「毛孔性角化症」(もうこうせいかくかしょう)は、
別名「毛孔性苔癬」(もうこうせいたいせん)ともいいます。
上腕や太もも、お尻などの毛穴(毛孔)の部分にぶつぶつが
生じる皮膚の病気です。

通例、思春期の頃の若い女性に多く発生します。
その後は、年齢とともに発症が減少し、症状も軽快する傾向にあります。
家族など血縁関係のある人でこの病気にかかっている人がいるとかかりやすく、
遺伝的な要因が大きく関係していると考えられています。

特に脂質代謝、ホルモン代謝、ビタミン代謝などの
異常に関与していることが推測されています。
一般には痛みやかゆみなどといった自覚症状はなく、
放置していても特に重篤な症状となることはありません。

ただし若い女性にとっては外観を損なうもので、
できれば消失させたいと思うものです。太ももやお尻などは隠せますが、
夏の薄着のシーズンでは二の腕にできたぶつぶつは見苦しいと感じるものです。

さらには耳前部から顔面にかけてぶつぶつが生じて、
紅褐色となる「顔面毛包性紅班黒皮症」(がんめんもうほうせいこうはんこくひしょう)を
引き起こす場合があります。

治療としては、ビタミンA、尿素、サリチル酸ワセリンなどの軟膏を1日に数回、
患部に塗布するほか、古い角質を除去してしまうケミカルピーリングの施術も有効です。
毛孔性角化症に気が付いたら、ただちに皮膚科もしくは皮膚泌尿器科などで
医師の診察を受け、正しい処置を行うことが重要です。